事務仕事の流儀

先日訪問したクライアント先での話。

顧問税理士が、いつも決算書をギリギリになって作成するから困っているという。せかされて慌てて提出した資料について、半年後に問い合わせが来た時は、流石に委託替えを考えたという。

僕はその税理士を存じ上げていたので、「丁寧にやり過ぎているのでしょうかね…」と一応フォローしておいたが。

 

 

さてこの事務仕事、自分で言うのは何だけどかなり処理が早い。イレギュラーやレアケースなもの以外は、当日か遅くとも翌日にはほぼ完遂させている。

というのも、処理しないとどんどん溜まってしまうし、それがストレスになるから。それが嫌なのだ。せっかちな性格も影響していると思う。遅延すれば、クライアントに迷惑をかけ信頼関係を失墜させることは当然の話。

ちなみにメール(のやりとり)も結構早い。理由は一緒。

 

仕事というのは大きく2つに分けられると思っていて、1つは時間をかければそれに比例して完遂する仕事と、1つは時間をかけても必ずしもそれに比例して完遂できるとは限らない仕事。

まどろっこしい言い方だけど、前者は例えば社保手続き、後者は例えば新しい法律や通達の読み込み(理解)、セミナーの資料作りなど。

僕は、仕事をこのように2つに分類する癖がついていて、前者を優先的にやる思考になっている。その方が無駄に時間を費やさないし、仕事を完遂する度に「やっつけた感」がすぐに得られ、何より精神衛生上よい。

 

 

8月にかなりコロナ感染が拡大したため、今月に入ってから雇調金・傷病手当金・労災・小学校休業対応助成金の各申請事務が増大している。給与計算上のタイムラグがあるので、休業は8月中でも申請依頼は今月にずれこむからだ。

 

毎日立て続けに相談や依頼があるので結構大変だけど、こういうときは凹むのではなく「お仕事、ありがとうございま~す!」と叫ぶようにしているw。するとどうでしょう!ネガティブな感情は消え去ってしまう。

あとは淡々とかつ丁寧にやるだけ。省けるところはとことん省き、無駄なことは一切考えない。調べるより聞く方が早ければ、行政へとっとと聞く。事務処理マシーンと化すのだ。

 

 

これが、僕なりの事務仕事の流儀。皆さんの仕事の流儀を募集しています。←ウソ


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