就業規則の出発点

就業規則を作成するにあたり、最初に重視するべきものがある。いわば就業規則の出発点。

 

それは…社員区分(もったいぶった)

 

ここが曖昧だったり、しっかり規定していないと、

・適用範囲が曖昧になる

・同一労働同一賃金の問題に関係してくる

・人事制度にも影響する

・現場が混乱する

 

だからまずここを会社でよく議論してもらう。

・正社員とは何か?限定正社員とは何か?非正規とは何か?

・正社員と非正規の違いは何か?

・正社員と限定正社員の違いは何か?

・限定正社員と非正規の違いは何か?など

 

働き方が多様化する中で、社員区分も増えている感じがするけど、増えれば増えるほどその境界線は曖昧になっていく。

本当にその社員区分が必要なのかゼロベースで考えてもらう。もし明確な違いが見いだせないなら、それは無くした方がよい。ろくなことはない。

 

社員区分は就業規則の出発点だ。


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