法人の方の話。
ようやくパワハラ防止研修用ゲームのプロトタイプが完成した。
で早速テストプレイしてみた。
研修用だから、プレイヤーにゲームとしての面白さだけでなく、テーマ性も感じてもらう必要がある。そのような意味では、ん~全体的に悪くはないんだが、まだまだ調整が必要。
ちなみに、採用したゲーム性(メカニクス)は、
・ロンデル式移動とアクション選択
・ダイスバーストによるパワハラ
・セットコレクションによるボーナス
・ポイント制によるフリーアクション など
もちろん、メカニクスさえ入れればゲームが面白くなるという保証はない。
では面白さとは何か?ということだが、例えば次の要素などが考えられる。
・戦略性が感じられる
・自分で選択できる
・物理的にコマやトークンを動かす
・簡単すぎもせず難しすぎることもない などなど
他方、テーマ性(気づいてもらいたい点)は、
・怒りには源泉がある
→失望やエゴなどの一次感情だったり、「~すべき」という偏った価値観だったりする
・人により怒りの着火点(価値観)は、結構異なる
→同じ事象であっても、怒りを感じる人もいればあまり感じない人もいる
・自分の得意な、怒りの感情をコントロールする「アンガーマネジメント」の手法を身につけておく
・アサーションというコミュニケーションや指導の手法がある
・パワハラは、セクハラと違い原則客観的に決まる
→「それってパワハラですよね?」と言った者勝ちではない、ということ。世の中のほとんどの人がセクハラと勘違いしている!
ということで、プロトタイプ完成に至るまでかなり時間がかかったのは事実なのだが、むしろここからが正念場。(実は昨年9月頃に第一弾のプロトタイプが完成している)
ゲーム性とテーマ性を感じてもらえる研修を実現すべく、更なるブラッシュアップをしていく!