現在、有名な社労士クラウドサービスがランサムウェア攻撃を受け、大変なことになっているそうだ。
他人事のように言うのは理由があって、僕はそういったクラウドサービスを一切利用していない。
開業時は付き合いもあって、知り合いが務める会社のクラウドサービスを申し込んだが、すぐに手放してしまった。
その理由はいくつかあって、
・使い勝手が悪かった
・元々エクセルが得意なため、自分で(最低限のものは)作ってしまった、また好きなように改良できる
・手続き代行業務が多くない
・給与計算は全くやっていない など
今のクラウドサービスは、以前と比較してスペックや機能が良くなっているだろうし、マイナンバーなど個人情報管理にも対応でき、利用する意味も少しはあるとは思うが、やはり当所の業務内容からすれば不要に軍配が上がる。
毎年この時期忙しくなる労働保険年度更新だが、エクセル表に賃金を入力するのは正直普段給与計算をしていない分かったるいが、そこはいかに楽に、もとい生産性を上げてできるかだけを考えて最速の方法でやっているつもりだ。だからあまり大変さを感じたことはない。
更に、マイクロソフトオフィスにChatGPTが標準装備されるから、期待したいね。
話は戻るが、そんなこの忙しい時期にサービスが使えなくなるとは、さぞかし大変だろう。
一番良いのは、手続き・給与計算をやらない(減らしていく)業務体制に切り替えていくことだと思う。クライアントデータは極力持たない。それが、最たるセキュリティ対策だ。