最近のボドゲ会プレイ記

最近プレイしたボドゲを紹介。

ダーウィンズジャーニー(2023)

 

イタリアの天才デザイナー、シモーネ・ルチアー二氏の新作。島や海を探索し、新種生物を発見・研究・標本しながら点数を稼ぐ。

 

メカニクスはワーカープレイスメント。ワーカーごとに「強み」(得意なアクション)を育てられるシステムが斬新。

メカニクスの鬼のようなこの人の作品の中では、比較的テーマやフレーバーが感じられる。(その分、良い意味で尖った要素が薄いかな)

 

特に島の探索では様々なボーナスや効果が得られ、コンボが連鎖するのが気持ちいい。

得点を得られるルートが色々あるが、その分初見者には難しい。

 

厄介なゲストたち(2016)

 

プレイヤーは探偵となり、殺人事件の犯人と動機、凶器をあてる推理ゲーム。

 

ゲーム中、情報カードを収集していき「捜査シート」に情報を書き込んでいく。

面白いのは、正解にたどり着く方法が一つではないこと。例えば、犯人はアリバイについてウソをつくのだが、それを家政婦の証言や殺害現場までの動線、凶器などいろんな角度から推測することができる。

「この通路は誰も通っていないと…あ!ってことはこの部屋にいた○○は白だな」とか「これがもし凶器なら、犯人はこの動線を通って殺害現場に行っているはずだ」とか。こんな感じで、プレイヤーはあたかも推理している気分になる(実際は消去法パズルなのだが)。

 

アプリを使えばシナリオが3000もあり無限に楽しめるし、ハードモードにすると共犯者も出てくる、と驚きのシステム。考えた人めっちゃ天才。

ちなみに、オリジナルルールでは同じカードが行き来するという弱点があるのだが、今回はヴァリアントルール(交換したカードは破棄する)によりそのストレスもなくなり、ゲーム進行もスムーズに。これはお勧め。

 

今回、僕以外は初見だったため、最初はビギナーモードでトライ。全員同じタイミング(ラウンド)で「分かった!」となり、一人ずつアプリで正解を確認していったら、最後の僕だけ見事外れた(涙+笑)。よく見ると痛恨の転記ミスを発見!そーゆーところよ(何が?)

皆「これ面白い!」ということですぐさまハードモードで再戦。今度は最初に正解、リベンジ成功だぜぇ。ただ、結果共犯者がいなかったのはちょっと残念。そういった意味でも再戦希望。

 

デューン(2020

 

映画デューンのゲーム。映画はともかく(日本ではコケた?)、ゲームは世界的にすこぶる人気が高く、この度ようやくプレイできた。

 

プレイヤーは「ハウス」(公家)となり、惑星デューンでの覇権争いでの影響力を高め、勝利点を稼いでいく。

主なメカニクスは、デッキ構築とワーカープレイスメント。手札から出すカードによって、ワーカーの配置場所が制限されるのが最大の特徴。

カードは「お買い物フェーズ」で購入でき、自分好みのデッキにしていく。いらないカードを破棄し、強いカードにしてデッキをブンブン回したい。

 

3人戦。一人は購入したカード効果で手札を破棄しまくり、終盤は内村航平の鉄棒並みにデッキブンブン回し状態。強力なカードが1~2枚あれば圧勝だったかも。僕は取得した策謀カード(終了時2~3点のごっつぁんボーナス)を達成すべく、途中から戦略を変更。紛争よりも説得力を高め勝利点カード取得に舵を切る。この決断が良かったみたいで、最終ラウンドでまくられたが何とか逃げ切った。

 

デッキ構築が少し中途半端に終わる感もあるが、地道な同盟工作だったり、紛争フェーズでの駆け引きだったり、カードコンボだったりと戦略・得点要素がいくつもあるのが悩ましくもあり楽しい。

出てくるカードは完全にランダムなので運要素が強く(基本はアメゲー)、そこは好みが分かれるかも。ただその分、初見者でもプレイしやすい。実際初見だった参加者からも好評だった。次回は手札圧縮プレイで、是非デッキブンブンしたい。気持ちいいだろうなぁ~

 

 

ホント、最近はどれもこれも面白い海外ゲームが出すぎで困ってしまう(笑)

積まれた作品を崩すべく、もっとボドゲ会を開催したいね。


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