最近のボドゲプレイ記。
今年話題の多人数で楽しめる(最大8名まで!)、デッキ構築系の1対1のカードバトルゲー。参加者全員で総当たり戦を行い、最後に上位2名で決勝戦を行う。
参加者は5名+1ボット、自分は初プレイ。
進行表に従い指示された場所に移動しては、各々試合をしていく。プレイはすこぶる簡単で、自分の山札から順に1枚ずつ出し、都度カードの点数比べ。
大きい方が「フラッグ」をもらい、低い方は出したカードをボード脇の「ベンチ」に種類別に退ける。先に相手の山札が尽きるか、相手のベンチが溢れたら勝利となり試合終了。
試合が終わる度、一定のルールに従いカードを追加したり破棄できる。カードは多種多様で、特殊能力もあったりする。と言っても初見だったので塩梅が分からず、とりあえず同種カード中心に追加しつつ、途中からあまり役立たなそうなカードを破棄していった。カードのめくり運も強いが、自分なりのデッキにしていく面白さがある。
結果、なんと2位通過で決勝進出。
決勝戦は、相手の「ヴィラン」カードが要所要所で決まり、手札切れで惜しくも敗れた。一回戦と同じパターン(涙)
ボードゲームカフェなどで、大勢でワチャワチャ楽しむのに最適なゲームなのではないだろうか。
試合ごと相手へ「お願いします!」「ありがとうございました!」って礼で始まり礼で終わる、まるで武道感じるのも個人的に◎
パンデミックシリーズのオランダ洪水版。
協力して、ウイルスよろしく洪水から都市を守る。時間内に4つの水利施設を建設できれば勝利。
3人プレイ。「最高難易度を」というリクエストがあったので、無茶言うわと思いつつトライすることに。僕のキャラは、水がある都市へ誰でも飛ばせるおばちゃん。
「堤防」を建設できるのが特徴で、水キューブが1個置かれる代わりに堤防1個と相殺できる。ゲーム中は、特に海岸の堤防が決壊すると一気に海から水が押し寄せるため、そこは細心の注意を払いながら進める。それにしても、洪水が広がる様を見事キューブだけで表していて、いつも感心する。
他のパンデミックシリーズと違って、1つの都市について都市カード(水害カード)が2枚ずつあり、時間切れになりにくい。そう、このゲームの攻略法は、いかに堤防で守り切れるかの持久戦と言っても過言ではない。つい油断したり、勝利を焦って堤防をないがしろにすると、一気に洪水が広がるのが負けパターン。
…って分かっていても最後にやっちまった。あともう一歩のところでそいつをやっちまった。
軽く皆で反省会。またいつの日かリベンジを誓った。
プレイヤーはマフィアのドンとなり、マンハッタンを舞台にゆすり、買収、殺し、略奪、マネーロンダリング、縄張り争いなどを繰り広げ、最も多くの金を握った者が勝者となる。
やること全てがエゲツなく、最後は金がものをいう、品などまるで無いとんでもゲー(笑)
手番になったら、自分のチンピラやファミリーをアクションスペースへ配置し、カードを獲得したり、手元の金をスーツケースに入れたり(=マネーロンダリング)、いわゆるワーカープレイスメントが主メカニクスになっている。
同時にそれは、各エリアの縄張り争い(エリアマジョリティ)にもなっている。ルールはシンプルでデザインも直感的、いかにもアメゲーといった感じだ。
また毎ラウンド、いわゆる「競り」により警察官や市長等を買収できる。買収すれば次ラウンド以降使えるが、結局最後は金がものをいうので、あまり高額で競り落とすと勝敗に影響する。ここがすごく悩ましい。
これほどまで、テーマとメカニクスが合致するゲームは見たことがない。美しいとさえ思う。
3人プレイ。
カードの引きもあって、初回ラウンドから銃をぶっ放す。僕は、ぶっ放した相手のフィギュアをそのままハドソン川へ、ヘラヘラと流す。
初見の二人は驚くと同時に「こういうゲームなのか!」とその瞬間悟った。もう後には引けない。銃で一網打尽にしたり相手の金を略奪したり。やられたらやり返すの報復合戦が始まった。
なるべくプレイエリアを絞り、マネーロンダリング中心に、銃が溜まったらぶっ放す、そんなプレイを意識した。ワカプレだからスタピ(スタートプレイヤー)は有利なのだが、後手番プレイヤーに縄張りをひっくり返される恐れがあり、この手のゲームはスタピに執着しないのが僕流。(例えば「マハラジャ」もそう)
今回もゲーム中、時折「ゴッドファーザー愛のテーマ」を流しながらプレイ。銃をぶっ放すタイミングで流すと気持ちが上がる(笑)←性格疑う
このゲーム、確かにエゲツないのだけど、そういうことしかできないゲームなので、むしろ割り切ってプレイできる。そこがいい。
ゴッドファーザー、やる面子は選ぶかもしれないが、僕が密かに気にっているアメゲーだったりする。