新しい年が始まった。
帰省中の長時間ドライブの間、何気なくラジオをつけた。普段ラジオはめったに聴かないのだが、こういうときは何故か聴きたくなる。
適当にチャンネルを合わせて流れてきたのが、ヤマザキマリ氏の番組だった。
著名人と対談する番組で、その内容がなかなか尖がっていて共感でき、2時間くらいずっと聴いていた。この方の人間性みたいなものを初めて知った。
・生産性が悪いからこそ面白いコトが生まれるのに、今は生産性や予定調和ばかり重視されていてつまらない。
・周りと合わせたり、長い物には巻かれろ的な今の日本社会の風潮はつまらない。
・AIの未来は、過去の歴史(産業革命など)からみて、どこかで巻き戻しが起きる可能性がある。など
以前、将棋の羽生善治棋士が「目標を立てて、そこに向かっていくということがあまり好きではない。将来、自分が想像していないような姿になれたらいい」といったことを講演で語っていたのをふと思い出した。
目標は、進むべき方向性を見失わないくらいのものでよいと思う。そこまでの過程は、都度手探り・トライ&エラーだ。
予定調和な未来はつまらない。