いつかそんな時代が来ると予想する。
というのは、社保適用拡大により、今年10月から厚生年金被保険者数が51人以上の企業で働く一定の要件(週所定20時間以上、月額8.8万円以上等)を満たすパート・アルバイトは、社会保険加入が義務化される。
その先はどうなるかについては、政府は特に具体的なことを発表していないが、「引き続き適用拡大の議論は進めていく」と公言している。
僕の見立てだが、この先、企業規模要件はなくり、どこで働こうが前述の要件を満たす働き方をする全ての労働者は、社会保険に加入する時代になると思う。ま、超高齢化で社会保障制度の財源が枯渇していく中では、何ら難しい話でもない。
他方、当該ブログでも紹介したとおり、今後何年かかけて雇用保険制度が色々変わる。
その一つに「雇用保険適用拡大」がある。2028年4月から、今の「週所定20時間以上」が「週所定10時間以上」になる予定だ。
そうなると、先ほどの社保適用拡大と合わせてみれば、「週10時間以上で雇用保険加入、週20時間以上で社保加入」という時代が、案外近い将来(雇用保険適用拡大に合わせて2028年度?)来るのではないかと思っている。