ボドゲ会報告

今年一発目のボドゲ会報告。

ファラオン(2019)

 

エジプトで死後の準備をするという、ちょっと謎めいた怖いテーマ…

安心して下さい。ゲーム的にはリソースマネジメントで、テーマ性は関係ないですよ!

 

ということで、手番になったら中央の中華テーブルもとい円形ボードに利用コスト(リソース)を払い、続けて外枠のアクションコストを払いアクションを実行する。

中央に置けるリソースの数には限りがあり、色が合っていれば利用コストをアクションコスト1つとみなせる。いかに効率良くリソースをやりくりするかがこのゲームの肝だ。ちなみに、中華テーブルもとい円形ボードは毎ラウンド回転するギミックになっている。

アクションは、リソースを増やす・交換する、カードを取る、点数を伸ばす等5種類あり、ゲーム終了後、カードやボード上の条件を達成することでも点数が入る。

 

3人戦。なるべくリソースを増やすことと、初期カード目標(職人カード集め)を意識して臨むこととした。

考えることは皆同じなようで、リソースが増える「恩恵アクション」スペースはすぐに埋まる。そうならばと、職人カードを取りリソースを稼いでいく。その間、他の二人は「ナイル川アクション」や「ピラミッドアクション」でトラックを進んでいく。

ピラミッドアクションは、点数は伸びるが(最後まで到達すれば60点!)単にリソースが減るだけなので手を出しにくい。悩んだ挙句、皆に遅れまいと自分も粛々とやることとした。

 

終盤になってくると、どのボーナスを狙うか捨てるかの決断が重要になってくる。往々にしてユーロゲームは、あれもこれもと欲張れば、結果どっちつかずで点数が伸びないことも多い。

僕は、結局職人カード集めとピラミッドアクションを中心に進め、その他のアクションはできる範囲でやったという感じだった。

 

結果、何とか135点でトップでフィニッシュしたが、3人の点数差は僅差。貴族カードは出が良くなくてしばらく動かなかったが、出方によってはもっと戦略が変わり点数が伸びただろう(山札から引けるルールを失念していた…)。

感想戦では「分かりやすく、面白かった」という感想が飛び出した。決して派手さはないが、初見者でも分かりやすく無駄のないシステムが素晴らしい。

普段、重いゲームをプレイすることが多い中、思わず「ゲームはこういうのでいんだよっ」って言ってしまうくらい良き中量級作品。

 

テラミスティカ~革新の時代(2023)

 

再戦のリクエストがあり、早速3人戦。

 

自分のキャラは「砂漠の発明家」。「砂漠で発明などできるんかい!」という突っ込みが聞こえてきそうだが、発明家の能力で、セットアップ時に能力タイル(化学トラックボーナス)をもらう。上手くスタートダッシュを図りたい。

 

1ラウンド目は、宮殿か学校かいつも悩ましいが、今回は学校を建て能力タイルや教授の恩恵を受けることにした。結果この選択が良かったみたいだ。

 

2ラウンド目で大学を建て、3ラウンド目にその隣に宮殿を建て街完成、その後革新タイルを獲得。とにかくラウンド目標を意識したプレイに徹した。それもあって序盤はトップをキープするも、得点はそんなに伸びず。まぁ序盤はこんなもんか。

4ラウンド目くらいで失速し、一時逆転された場面もあったが、ラウンド目標に沿った自分なりのプランが描けていたのであまり焦りは感じはなかったかな。

 

今回は中盤までパワーを得る機会がホント少なく、反面、他の二人はお互いにパワーを与えあっていて羨ましい限りだった。とは言え、本や教授を安定的に獲得できたため、その点は余裕があった。いつもより化学トラックをコツコツ進め、狙っていた2つ目の革新タイル(化学トラック点)をゲットし一気に23点獲得。思わず他の二人は声を上げる。

更に5ラウンド最後の目標達成で、一気にスコップを3つ獲得、上手くラストスパートをかけられたのも大きかった。化学トラックは大事。

 

最終ラウンドでは、皆ラウンド目標を意識してギルドと学校を建てまくる。建設ラッシュ!更に自分はラウンドボーナスと能力タイルのお陰で、工房を建てても3~5点を獲得。ついでに3つ目の街を作る。

そして最後は、ロンゲストを達成すべく航海レベルを2つ上げてフィニッシュ!結果、化学トラック2つとロンゲストが一位、180点でトップを死守した。主な勝因は、化学トラックとラウンド目標(結果5つ達成)だろう。ラウンドボーナスも3回得点に絡むものを選んだのも地味ながら良かった。決してむやみやたらと街を作れば良いというわけでもないことも悟った。

いくつか悪手もあったけど、過去最高得点で、こんなにきれいに上手く回ったのは初めてで非常に満足度高し。相変わらずキャッチーで華やかな盤面も見ていて楽しい。

 

ということで、BGGでの自己評価を9から10に上げ!10点は僕の中でパンデミックイベリアに次ぐ二作品目だ。僕の10点の基準は「いつでもプレイしたいくらいワクワウする面白さ」。(今回具体的なプレイ記となったのは、10点のお祝い・備忘記録みたいなもの)

次はどんなキャラでやろうか?200点超え目指したいね。


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