自転車事故の企業責任と対応

自転車運転の話。

時々、自転車に乗りながらスマホをいじくっている人や更にイヤホンまでしている人を見かける。そんなのにぶつけられたら…と思うと身の毛がよだつ。

そんな「ながらスマホ自転車運転」を起因とする事故が増えているため、11月から厳罰化される。

 

自転車事故は、運転者だけの話にとどまらず、場合によっては会社に責任が及ぶ可能性がある。

例えば業務中に社員が自転車利用している最中、大きな人身事故を起こしてしまったときだ。損害賠償保険で賄えればそれで済むだろうが、そうでない場合は、被害者は会社を使用者責任で訴えることが十分考えられる。

通勤中の事故であっても、会社にそのリスクが及ぶことさえある。(基本、自動車と同じと考えてよいのではないだろうか。但し自賠責法の運行供用者責任は自転車には適用されない)

 

会社は、自転車利用する社員について、以下の対応を徹底することがリスクヘッジとして重要になる。

・損害賠償保険(例えば最低1億円)に加入すること、定期的なチェック

・業務中はマイ自転車を利用しないこと

・自転車運転マナーについての注意喚起や研修をするなど


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