最近リワーク支援について詳しく知る機会があった。
リワーク支援とは、例えば精神疾患などで休職している社員の職場復帰支援のこと。
病院や介護施設でも支援しているところはあるが、公の機関として静岡障害者職業センターがやっている。
支援の概ねの概要や流れはこうだ。
・本人と企業、主治医が協力し、復職に向け前向きであることが条件。
・雇用保険事業者で従事する労働者であれば原則無料で利用可能。
・最初は説明会に参加する。企業担当者の参加もOK。
・それでよければ本人が体験会に参加する。２週間で５日参加。
・それで問題ないと先方（センター）が判断すれば具体的な支援に入る。
・支援は３ヵ月、週３日１０～１５時から始め、最長で週５日９～１６時。
講座を受けたり作業などを通じて、生活リズムや耐性、継続性などを整えていく。
・時々、本人と企業、センター担当者で面談を行う。
休職は、休職中の対応や復職の判断など企業にとって都度難しい判断が求められる。故に様々なトラブルになりやすい。そのような意味でも、企業がリワーク支援を積極的に活用することは大変意味がある。知っておいて損はない。